| アレルギー性鼻炎 |
| アレルギー性鼻炎とは |
アレルギー性鼻炎は鼻にアレルギーの原因となる物質(アレルゲンと言います)が入ると、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが起こる病気です。
特に花粉が原因となる場合は花粉症と呼ばれています。
アレルギーは体質が関係しており鼻炎以外にも喘息や皮膚炎などさまざまな場所に病気を起こします
診 断
1 鼻の診察 耳鼻科の医師による診察が重要です。 2 鼻汁の検査 アレルギー性鼻炎では鼻水の中に好酸球と呼ばれる細胞が多くなります。 3 血液検査 アレルギーの原因を血液を使って調べます。時間がかかります。(約1週間) 4 皮内反応 皮膚にアレルギーの原因と考えられるエキスを豆注射します。時にショックが起こることがあります。 5 誘発反応 これは鼻の中にアレルギーの原因と考えられるエキスのしみこんだ紙片をおいて実際にくしゃみや鼻水等の症状が出るかを見る検査です。患者さんにとってはちょっとつらいですね。
治療について
1 原因対策
治療の根本はまず原因をできるだけ取り除くことです。原因がなくなれば鼻炎の症状は起きません。
多くは家の中にあるハウスダストやダニが原因となることが多く、完全に除去するのは難しいですが、次のような対策を立てることで減らすことができます。
1 部屋の掃除 1平方メートルを20秒かけて掃除すると効果的と言われます。 2 寝具 布団は出来るだけダニのつきにくい、丸洗いなどの出来るものが良いでしょう。 3 じゅうたんは、やめ出来るだけフローリングにしましょう。 4 部屋の温度は低めに(25℃以下)し、出来るだけ換気をおこないましょう。
2 内服薬
原因対策をおこなってもなかなか改善しない場合はお薬を使います。3 外用薬
ただし薬はあくまでも症状を抑えるのが目的で、症状がとれたからといってすぐにお薬を中止すると再び症状がでてきてしまいます。現在はくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状や飲む回数などに応じてさまざまな薬があります。
ただし妊娠している方は胎児に影響を与える恐れがあり服用できません。
内服に比べ鼻だけにお薬を使うので全身的な副作用は比較的少ないといわれています。
このタイプには抗アレルギー薬やステロイド薬などがあり症状の程度により使い分けがされています。
4 免疫療法(減感作療法)5 手術療法
主にハウスダスト(ダニ)のアレルギーの患者さんに対しておこなっています。
アレルギーの治療のなかで唯一根本的に治る可能性のある治療です。
ただし通院期間が長期にわたり途中で止めると意味がなくなることや、まれにショックなどの副作用があるためになかなか普及はしていません。
鼻のアレルギーに対しては腫れた粘膜自体をとる手術や最近はレーザーなどで粘膜の腫れを引かせるものもあります。
粘膜自体をとる手術は通常入院することになりますが、レーザーなどでは日帰りの外来手術が行われています。薬の使えない妊婦さんや薬だけでは十分な効果のない方には良い方法です。
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