耳垢

耳垢がすぐにたまります。なかなかとれないのですがよい方法はありますか

 耳垢は基本的には自然に外に排出されるようになっているのですが、ネコ耳(茶色い粘りけのある耳垢)の方はすぐにたまりやすいといわれております。
耳垢が詰まりすぎると今度は聞こえにも影響します。
ただあまり無理に耳垢をとろうとすると耳の穴を傷つけたり、奥までやりすぎると鼓膜を損傷し難聴になる場合もあります。
特にお子さんの場合は動いてしまって耳の穴が傷つく場合がありますので、無理せずにもしとれなければ耳鼻咽喉科に受診しとってもらいましょう。
また耳掃除をする際にまわりに子供やペットがいると、不意に抱きついてきたりして耳かきが奥に入り鼓膜を破る方が時々いますので十分気をつけてください。

.子供の耳垢がなかなかとれません。病院に受診してもよいでしょうか?

.耳垢は乾燥している耳垢と湿った耳垢で俗にアメミミ(またはネコミミともいわれます)といわれる耳垢の2種類があります。実はアメミミは遺伝すると言われており、日本人より欧米人で多いようです。耳垢がたまりやすいのは決して病気ではありませんが、耳垢がたまることによって耳が聞こえなくなったり、がさがさという耳鳴りがしたりします。また頻回に耳掃除を行う人は外耳に炎症を起こし、耳だれや耳痛を起こしたりします。耳掃除はやりすぎても、またやらないのもだめということですね。

さて耳垢をみなさんどうやってとっていますか。私などは家では怖くて家族の耳垢は取れません。懐中電灯や部屋の明かりでは鼓膜まできちんと見えませんので不安になります。皆さんもご家庭では無理せず見える範囲で掃除を行うようにしてください。

また耳垢を取る際には耳かき、綿棒などを使うことが多いと思いますが、耳かきはあまり強く掃除をすると耳の穴である外耳道を傷つけてしまいます。また綿棒の場合はあまり太いもので奥に入れるとかえって耳垢を鼓膜の方へ押し込んでしまい難聴の原因になったりします。とりにくい場合は無理をせず耳鼻咽喉科に受診してください。

時々綿棒を奥に入れすぎたり、掃除の途中に子供やペットが飛び込んできて耳かきが奥に入りすぎて鼓膜に穴を開ける場合がありますので、掃除のときは周りの状況に注意して行ってください

.学校検診で耳垢が溜まっていると言われました。家庭で耳掃除できますか
A.耳垢は 実は抗菌作用があり取りすぎはあまりよくありません。
しかし耳垢が詰まっている状態を耳垢栓塞(じこうせんそく)といいますが、この状態ですとやはり聞こえが悪い可能性があります
耳掃除をしすぎても外耳道の皮膚に炎症を起こし痛みや耳だれを起こします。

耳掃除は1カ月に1度くらいにしましょう。

また太い綿棒を使うとかえって奥に耳垢を押し込んでとりにくくなる場合があります
耳かきを使って決して力を入れずにこするようにとってください。

小さなお子さんなどは不意に頭を動かしたりして危険ですので、もし不安なら耳鼻咽喉科に受診してとってもらうと良いでしょう

また大人が耳掃除をする際もペットや子供が急に飛びついてきて耳かきが奥に入り 鼓膜に穴が開いてしまう場合がありますので十分注意してください

.耳掃除をこまめに行っていますが、最近耳からつゆが出てきます
耳をきれいにしてもなかなか治りません どうしたらよいのでしょうか?
A.耳垢は抗菌作用があり、あまり取りすぎない方がよいと言われております
しかし耳垢が溜まりすぎると耳栓をした感じになり聞こえが悪くなります
耳垢は放っておいても耳の奥から入口の方へ移動する性質があります
耳掃除をしすぎると耳の穴の皮膚まで傷がついてしまい、耳の機能が障害されるばかりでなく、炎症を起こすと耳から耳だれが出てきます
また、耳掃除のつもりで太い綿棒を使うとかえって耳垢を奥に詰め込んでしまい聞こえが悪くなったりもします
ですから、耳掃除は専用の耳かきを使い誰かほかの方にしてもらうのがよいでしょう
また、毎日行う必要はありません
1カ月に1回くらい行うのが良いのではないでしょうか


耳掃除を行うときはペットや子供がいますと突然抱きついてきて耳かきが奥に入り鼓膜に穴をあけてしまうことがありますので十分気をつけましょう
 .耳垢が奥まで詰まって取れないのですが、いい方法はあるのでしょうか?
  外耳道の入り口から約1cmほどの皮脂腺のある軟骨部でその奥2cmが骨部に分かれます
耳垢ができるのは軟骨部のみなのですが、綿棒を使うと逆に耳の奥に耳垢を押し込んで取れなくなる方が多いようです
本来耳垢は奥から耳の入り口に向けて動いており耳の皮膚についた老廃物と共に耳の外に自然に移動してとれるものです
また耳垢には殺菌作用もあり過剰に耳垢をとると外耳道の感染が逆に起こりやすくなります
外耳道は太さが7mm程ですが、いじりすぎると耳の穴が腫れて太い綿棒が入りにくくなります
そのような場合は無理に綿棒などは入れずにしばらく触らないようにしてください
外耳道がひどくなると痛みや耳垂れが出てきます
その場合には耳鼻咽喉科に受診してください
耳掃除はほどほどにしてください